「キャンプで使えるコーヒーミルがほしい」
「登山に持っていくにはどんなコーヒーミルを選べばいいんだろう」
いまあなたはアウトドアで使うためのコーヒーミルを探しているのではないでしょうか。
電源の確保が難しいアウトドアでは手動のコーヒーミルを選ぶのが基本です。しかし手動ミルであればなんでもいいというわけではありません。アウトドアでの使用に合わせて、適切なミルを選ぶ必要があります。
またコーヒーミルには大きさや重さ、刃の材質など様々な違いがあり、アウトドアシーンに合わせて使い勝手の良い手動コーヒーミルを選ぶこともたいへん重要です。
そこで今回は
・アウトドア用コーヒーミル選びで押さえるべき6つのポイント
・用途に合わせて選ぶ最適な手動コーヒーミル10選
について解説します。
さらに後半では、どうしても便利な電動ミルをアウトドアでも使いたいという方に向けて、アウトドアでも利用できるコードレスコーヒーミル4選、そしてミルだけでなくフィルターやカップも一体のオールインワン型のコーヒーミル3選も合わせて紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりなアウトドア用コーヒーミルを見つけ出すことができますよ。
- 1.アウトドア用コーヒーミル選びで押さえておきたい6つのポイント
- 1-3.手動式・コードレスであること
- 1-4.セラミック刃であること
- 1-5.挽き具合の調節ができること
- 1-6.分解洗浄ができること
- 2-1.【1〜2杯分】登山やサイクリングに最適な1人用コーヒーミル5選
- 2-2.【2〜4杯分】少人数のキャンプに最適な2・3人用コーヒーミル3選
- 2-3.【4杯以上】家族のキャンプに最適!一度に大量の豆を挽けるコーヒーミル2選
- 5.比較表まとめ
- まとめ
1.アウトドア用コーヒーミル選びで押さえておきたい6つのポイント
アウトドア用のコーヒーミルを選ぶときには、以下の6つのポイントを押さえておけばまず失敗することはありません。
ひとつずつ、確認していきましょう。
1-1.軽量でコンパクトに収納できること
アウトドアで使うコーヒーミルを選ぶ上でまず考えるべきは携帯性です。持ち運ぶことを考えれば軽量でより小さく収納できることがなにより重要です
特に登山やサイクリングなど、持ち運べる荷物の量に大きな制約がある場合、携帯性はたいへん重要な要素になります。バックパックでの移動のないピクニックやキャンプの場合、登山ほどに重さや大きさをシビアに捉える必要はありませんが、それでも多くの荷物を持っていくキャンプなどでは、軽量でコンパクトであることはとても重宝します。
1-2.耐久性に優れていること
持ち運ぶことを考慮すれば丈夫で壊れにくいこともたいへん重要です。その点から考えれば、木製やガラス製のコーヒーミルはアウトドア用途には適さないと言えるでしょう。
コーヒーミルの代表的な素材は、ステンレス、ABS樹脂、強化ガラス・ガラス・木などがありますが、アウトドアで使うコーヒーミルには、最も耐久性に優れるもステンレス製を選ぶのが基本と言えます。
木材やガラスのミルはとても壊れやすいため、最低でも強化ガラス製のミルを選びましょう。
1-3.手動式・コードレスであること
一般的にアウトドアでの使用を考えればコーヒーミルは手動式を選ぶべきでしょう。
キャンプ場などで電気を使える場合や、家庭用電気機器を使えるバッテリーを持ち込める場合などは電動のコーヒーミルを使うことができますが、アウトドアでいつでもそのような状況があるという保証はありません。その点、手動式であればどんな場所でもコーヒーを挽くことができます。
一方で最近は、電源がなくても使用できるコードレスのコーヒーミルなども販売されています。充電の問題はありますが、電源の有無にかかわらず便利な電動コーヒーミルを使えることから話題となっています。
後半ではオススメのコードレスコーヒーミルについても紹介していますので参考にして下さい。
1-4.セラミック刃であること
軽さや耐久性ばかり追求しても、美味しいコーヒーが飲めるミルでなければ意味はありません。手動式のコーヒーミルであれば、最低限、セラミック製の刃を備えたコーヒーミルを選びましょう。
金属製の刃のコーヒーミルはセラミック刃に比べて耐久性に乏しいだけではなく、コーヒーを挽く際に金属臭が粉についてしまったり、豆を挽く際に発生する熱でコーヒーの香りが損なわれやすいなどの欠点があります。
1-5.挽き具合の調節ができること
コーヒーは豆の挽き具合で味が大きく変わります。最低でも粗挽きから細挽きまで3〜5段階程度の挽き具合の調整ができるコーヒーミルを選ぶことをお勧めします
粗挽きか細挽きか、自分の好みの挽き具合で豆を挽けることはコーヒー好きに欠かせないポイントと言えるでしょう。せっかく苦労してアウトドアにコーヒーミルと豆を持ち込んでも、自分好みのコーヒーが飲めなければ感動は半減です。
1-6.分解洗浄ができること
アウトドアでコーヒーミルを使う際には手入れが簡単であることも大切な要素です。
分解洗浄ができないミルには、ミル内にコーヒーの微粉が残りやすいという欠点があります。微粉はコーヒーの酸化を促し、香りや味を損なう原因になります。
分解できないミルでもブラシや刷毛を使えば内部を綺麗に清掃することはできますが、アウトドアでは十分に手入れが難しいのが現実です。
特にアウトドアで使うコーヒーミルには、分解洗浄ができ手入れが簡単なミルを選ぶことが大切です。
2.【手動】アウトドアでおすすめのコーヒーミル10選
ここからは1章のポイントを踏まえ、アウトドアでの利用に最適なコーヒーミルを具体的に紹介していきます。
一口にアウトドアと言っても、登山やキャンプ、釣り、サイクリングなど、状況は様々です。もちろん行き先やアクティビティや人数に応じて必要とされるコーヒーミルも違います。
ここではアウトドア用のコーヒミルを一度に挽くことができる豆の量に応じて1人用コーヒーミル、2〜3人用コーヒーミル、4人以上で使えるコーヒーミルの3つのカテゴリーに分けてそれぞれの特徴や機種を紹介していきます。
また、それぞれのミルの良い口コミや悪い口コミについて、楽天やアマゾンのサイトから抜粋してまとめました。購入を判断する際に参考にしてください。
また、どうしても面倒な手挽きミルではなく電動のコーヒーミルを選びたいという方には、3章でコードレスの電動コーヒーミルを解説しています。
では一つずつ見ていきましょう。
2-1.【1〜2杯分】登山やサイクリングに最適な1人用コーヒーミル5選
例えば登山やサイクリングなど、持ち運べる荷物が制限される場合は出来るだけ軽量でコンパクトな1人用のコーヒーミルが最適です。
ここでは、一度に挽くことができる豆の量や、豆を挽く際の手間などが多少損なわれたとしても、より軽く携帯性に優れる機種を紹介します。
ポーレックスコーヒーミル2ミニ
出典:Amazon
価格 | ¥6,699~¥6,930 |
サイズ | ボディ直径5cm × 高さ13.5cm |
本体重量 | 235g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 20g |
ポーレックスコーヒーミル2ミニの特徴
235gとコーヒーミルとしては最も軽いクラスで、大きさも手のひらに収まるサイズです。一度に挽くことができる豆の量は20gと多くはありませんが、ステンレス製の本体もアウトドアで使うには十分な強度があります。
小さいながらも高硬度で磨耗しにくいセラミック刄で効率よく豆を挽くことができます。ハンドルの回転もスムーズで、豆の焙煎度合いに関係なく、余計な力をかけることなくスムーズにハンドルを回すことができます。
挽き具合は、エスプレッソにも対応する細挽きから粗挽きまで小刻みな調整が可能で、お好みの挽き具合を選ぶことも可能です。
出典:Amazon|ポーレックス コーヒーミル2 ミニ|手挽きコーヒーミル オンライン通販
このミルの最も大きな長所は携帯性です。ハンドルを外せばバッグに入れてもかさばらず、外したハンドルは本体のラバー部分に差し込んで固定できるため無くす心配もありません。
ポーレックスコーヒーミル2ミニの口コミ情報
良い口コミ | 悪い口コミ |
・非常に小さくて軽く、携帯用のコーヒーミルとしては最適。・分解洗浄も簡単で手入れが楽。・ハンドルの回転はとてもスムーズで回しやすい | ・容量は少ないため、3杯以上のコーヒーを入れたい場合は豆を入れ直す必要がある。・微粉は意外と出る。・浅煎りの硬い豆ではハンドルが引っかかることもよくあった。 |
サイズや重量には多くの方が満足しており、携帯性を重視する方からの支持も高いコーヒーミルです。一方でサイズゆえの容量の少なさ、コーヒーミルの機能や使いやすさに制約がある点がマイナスの評価にもなっています。
登山などでバックパックに入れて持ち運ぶには最適なミルと言えるでしょう。
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スノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ミル CS-116
出典:Amazon
価格 | ¥8,778 ~11,280 |
サイズ | ボディ直径4.7cm × 高さ16cm |
本体重量 | 240g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 20g |
スノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ミル CS-116の特徴
スノーピークCS-116の大きな特徴は、ハンドルを折りたたんでコンパクトに収納できる点です。
出典:Amazonp
ハンドルは蓋に固定されており、取り外すことなく折りたたむことで、写真のようにコンパクトに収納することができます。シンプルで余分な凹凸がなく、手入れしやすいデザインも含め、アウトドアメーカーならではのこだわりが詰まったコーヒーミルと言えます。
ステンレスのボディにセラミックの刃を備え、コーヒーミルとしての機能も十分です。それらを考えれば240gの重量は十分な軽さと言っていいでしょう。
スノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ミル CS-116の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・コンパクトに収まり、何よりデザインがかっこいい・蓋もハンドルも本体から外れないため、細かいパーツを無くしてしまう心配はない | ・ハンドルと蓋が一体でハンドルを回せば蓋も一緒に回る構造のため、使い勝手は少々悪い・スノーピークの製品らしく価格も高め |
やはりハンドル一体型の構造を指摘するコメントは多くみられました。この構造が作る高いデザイン性、分解収納の必要がない使いやすさが指摘される一方で、コーヒーを挽く際に蓋が一緒に回るため、使い勝手が悪いというコメントも見られました。
一方で高級アウトドアブランド、スノーピークの商品ということで、価格が高めに設定されている点を指摘する口コミもみられました。
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HARIO (ハリオ) コーヒーミル・スマートG クリア MSG-2-T
出典:Amazon
価格 | ¥2,727 ~¥2,915 |
サイズ | ボディ直径5.3cm × 高さ19cm |
本体重量 | 200g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 24g |
HARIO (ハリオ) コーヒーミル・スマートG クリア MSG-2-Tの特徴
低価格のミルを探している方にはこのミルが最適です。スノーピークの5分の1の価格でセラミック刄、挽き具合の調節機能もついており、コーヒーミルとしての性能は十分です。
樹脂製のボディはステンレスに比べると若干強度が劣りますが、一般的な使い方で破損することはありません。また一度に挽くことができるコーヒー豆も24g と他のミルに比べても遜色ありません。
スノーピークやポーレックスに比べて若干大きいですが、ハンドルを取ればコンパクトに収納することも可能です。
ハリオMSG-2-Tのもう一つの大きな特徴は重量です。重さはなんと200gと他のミルに比べて群を抜いて軽く、1gでも荷物を軽くしたい方にとっては最適なミルであると言えるでしょう。
ボディが透明なので挽き具合を確認しながらハンドルを回せる点もポイントです。
HARIO (ハリオ) コーヒーミル・スマートG クリア MSG-2-Tの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・とにかく安い。この性能でこの価格であれば満足・分解も簡単で水洗いもできる・クリアなボディのため、挽いている豆をじかに見ることができて楽しい | ・樹脂製で軽い点は魅力だが、アウトドアで使うには強度は少し心配・軽い重量は持ち運びには良いが、ハンドルを回す時にはもう少し重い方が安定感がある |
低価格で十分な性能を持つコーヒーミルに、価格の安さを指摘するコメントが多数見つかりました。
ボディが樹脂製である点は軽量なミルを作る上では有利なポイントですが、ステンレスに比べると強度の弱さは否めず、特にアウトドアでの使用を考えている方にボディ強度を心配する声もいくつかありました。
高い衝撃を加えなければボディが壊れる、ということは滅多にありませんが、心配な方はステンレス製ミルを選ぶほうがよいでしょう。
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パール金属(PEARL METAL) UW-3501
出典:Amazon
価格 | ¥3,241 ~¥3,755 |
サイズ | ボディ直径4.6cm × 高さ13.5cm |
本体重量 | 258g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 17g |
パール金属(PEARL METAL) UW-3501の特徴
ステンレス製ボディの低価格ミルを探している方にはこちらのミルが最適です。ポーレックスやスノーピークに比べると重量は258gと若干重く、一度に挽く豆の量も17gと少なめですが、ステンレスの強靭なボディと荒さ粗さ調節機能を持つセラミック刃を備え、価格も¥3,000円台からとたいへんにリーズナブルな価格を実現しています。
コーヒーミルとしては十分な機能を備えており、携帯性、耐久性ともアウトドアで使うミルとして必要十分な機種と言えるでしょう。
パール金属(PEARL METAL) UW-3501の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・ボディの加工精度が高く、格安のミルとは思えない・ハンドルも軽く価格を考えれば十分な性能のミル | ・挽いた粉には微粉が多く粒も揃っていない・豆の挽きムラもあり、ミルとしての性能は価格なりという感じがする・ハンドルを回すのに若干の力がいる |
ステンレス製のボディの精度のすばらしさを指摘するコメントが多数ありました。日本製のボディはたいへん精密に作られており、格安のミルにもかかわらず満足度の高さが伺えます。ボディ強度という点から考えればアウトドアで使用するには最適なミルであると言えます。
一方でミルとしての性能については凡庸な評価が散見されました。微粉や挽きムラなど、特にコーヒーの味にこだわる方は購入には注意が必要です。
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青芳 手挽きコーヒーミル ヴィンテージ
出典:Amazon
価格 | ¥4,873 ~¥6,600 |
サイズ | ボディ直径4.6cm × 高さ15.8cm |
本体重量 | 320g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 17g |
青芳 手挽きコーヒーミル ヴィンテージの特徴
金属加工業の盛んな新潟県燕三条市にある青芳製作所の製品です。高い研磨技術によりステンレスのボディの表面にあえて細かい凹凸を作ることで、アンティークな風合いを作り出したたいへん美しいコーヒーミルです。
重量は320gとこのクラスのミルとしては若干重めで、軽量であることを重視する方にはお勧めできませんが、高品質でデザイン性の高いミルは、アウトドアだけでなく、自宅やオフィスなどのしようにもおすすめです。
青芳 手挽きコーヒーミル ヴィンテージの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・ビンテージ感がありとても美しいミル・持ち手には木材が使われていて気に入っている・とてもスタイリッシュなミル。一目惚れして購入した | ・豆があまり入らない・持ち運びのときにハンドルが本体にセットに出来ないのはすこし残念・分解洗浄の際、上歯が本体から外れない点は残念 |
ミル本体の美しさを指摘するコメントは多数見つかりました。ミルとしての性能については不便を指摘するコメントはほとんど見つかりませんでしたが、一度に挽くことができる豆の量が少ないことについては指摘がありました。
悪い口コミのなかでもっとも多く指摘があった点としては、分解洗浄する際にセラミック刃の上の歯が本体に固定されていて外せないというものでした。分解洗浄自体はできますが、ミルの扱いやすさという点では若干のデメリットと言えるでしょう。
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2-2.【2〜4杯分】少人数のキャンプに最適な2・3人用コーヒーミル3選
1人用のコーヒーミルは持ち運びには適しますが、一度に挽くことができる豆の量は少ないため、ちょっとしたハイキングや少人数のキャンプなどでは一度に挽くことができる豆の量がもう少し多いコーヒーミルが便利です。ここからは2〜3杯分のコーヒー豆(30〜40g)を一度で挽くことができるアウトドア用コーヒーミルを紹介します。
ポーレックスコーヒーミル2
出典:Amazon
価格 | ¥6,930 |
サイズ | ボディ直径4.9cm × 高さ19.2cm |
本体重量 | 300g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 30g |
ポーレックスコーヒーミル2の特徴
本体はポーレックスコーヒーミル2ミニより5cmほど長く、重量も300gと70gほど増えています。コーヒー豆は一度にコーヒーおよそ3杯分、30gのコーヒー豆を挽くことができます。カップルや少人数で行くピクニックやキャンプなどでコーヒーを楽しみたい場合は、このサイズが最適でしょう。
ポーレックスが誇る精度の高いセラミック刃は16段階の粗さ調節ができ、エスプレッソから粗挽きコーヒーまで好みに合わせてコーヒーを楽しむことができます。
シンプルなステンレス製のボディは分解して洗うことができるため手入れも簡単で、アウトドア用コーヒーミルとしてもたいへん人気のコーヒーミルです。
ポーレックスコーヒーミル2は2020年4月にリニューアルされ、一度の回転で挽くことのできる豆は従来の製品の1.3倍になりました。弾き心地もたいへん滑らかで、アウトドアだけでなく家庭用として購入される方も多くいます。
ポーレックスコーヒーミル2の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・ハンドルはとても気持ちよく回り挽いた粉も粒が揃っている・分解組み立てがとても簡単で手入れが容易バイクで出かけるキャンプ用に購入。2杯分のコーヒーを入れたい場合は最適のミル・高額だけあってミルの性能は高い | ・中煎りまでの柔らかい豆であれば問題ないが、浅煎りの硬い豆を挽く時はハンドルがひっかかる・格安のミルの2倍以上の価格。ミルの性能は高いがこの価格にそこまでの価値があるかは疑問 |
豆を挽くときのハンドルの滑らかさ、挽いた粉の品質など、口コミの評価は総じ高く、コーヒーミルとしての品質がたいへん高いことが伺えます。
一方で価格については不満のコメントも散見しました。7,000円ほどの価格は他のミルに比べると若干高いいのは事実ですが、さらに高額なミルも多くあり、ミルの性能との兼ね合いで考えれば意見が分かれるところです。
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ボンマック CM-02S
出典:Amazon
価格 | ¥6,700 ~¥6,980 |
サイズ | ボディ直径5.4cm × 高さ15.1cm |
本体重量 | 285g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 30g |
ボンマック CM-02Sの特徴
ボンマックは巨大コーヒーメーカーUCCのグループ会社、ラッキーコーヒーマシン株式会社が展開する自社ブランドです。そしてさまざまなコーヒーマシンを開発・販売するラッキーコーヒーマシンがこだわり抜いて作り上げたミルがボンマック コーヒー ミル CM-02Sです。
ステンレスの本体は新潟県燕三条市の職人が一つずつ丁寧に磨き上げて作られ、たいへん美しく仕上げられています。高さは15cm、重さも285gと軽量・小型でありながら、一度に30g(3杯分)の豆を挽くことができる点も魅力です。
ボンマック CM-02Sの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・本体の仕上がりはとても美しく、挽き具合も問題ない。・取手が木製でデザインもとてもかわいい・ポーレックスコーヒーミル2に比べると一回り太く、長さも短いため、豆が入れやすくハンドルを回す際も安定する。 | ・挽いた後の粉は微粉も多く混ざっており、粒もあまり揃っていないように感じる |
挽いた後の豆の仕上がりについて若干のマイナスコメントはありましたが、コーヒーミルの性能については多くのユーザーが満足しているようです。
本体形状に使いやすさ、日本製ボディの仕上がりの美しさやデザイン性の高さを指摘するコメントも多数ありました。
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Perfectgoing 手挽きコーヒーミル
出典:Amazon
価格 | ¥962 |
サイズ | ボディ直径4.9cm × 高さ18cm |
本体重量 | 304g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 30g |
Perfectgoing 手挽きコーヒーミルの特徴
セラミック刃、ステンレスボディを備えてなんと962円という驚きの価格を実現しています。ボディの精度やハンドルの回し心地などはポーレックスなどと比べると若干、質が落ちますが、重さは304gで豆は30gまで挽くことができ、もちろん粗さの調節や分解清掃も可能と、十分すぎる機能を兼ね備えていると言えます。
安価ですがシンプルな構造で壊れにくく、アウトドアで使うにはたいへん良いミルであると言えます。
Perfectgoing 手挽きコーヒーミルの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・扱いやすく挽き具合の調整もできる。この価格であれば十分な性能に感じる・格安で不安だったが問題なく使える。本体の精度はあまり高くないが、ミルとしての機能に問題は感じない | ・ハンドルや刃の精度は高くない。回していると少しガタつく・10gの豆を挽くのに3分かかった。他のミルより若干時間がかかるように思う・軸が若干斜めになっていて粒の大きさにばらつきが出る・取扱説明書は英語で読めない |
価格の安さに不安を覚えるコメント、また低価格ゆえにボディ精度や挽き具合に対する不満を示すコメントも多くありました。
一方で格安の価格で十分にコーヒーミルとしての機能があるとのコメントも多く見つかりました。コーヒーミルとしての賛否は分かれますが、基本的なコーヒーミルの性能に問題はなく、とにかく安価なアウトドア用コーヒーミルを探している方には最適なミルであると言えます。
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2-3.【4杯以上】家族のキャンプに最適!一度に大量の豆を挽けるコーヒーミル2選
家族や大人数で楽しむキャンプでコーヒーを楽しみたい場合、もう少したくさんの豆を挽くことができるミルが欲しくなります。
車で荷物を運べるのであれば重さや大きさをあまり心配する必要はありません。ここではアウトドアでも快適に使うことができ、家庭でもそのまま使えるサイズのコーヒーミルを紹介します。
ユニフレーム(UNIFLAME) UFコーヒーミル
出典:Amazon
価格 | ¥6,600 |
サイズ | ボディ直径8.4×19.2cm 収納時:ボディ直径8.4×9.0cm |
本体重量 | 430g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 100g |
ユニフレーム(UNIFLAME) UFコーヒーミルの特徴
1985年の創業した日本のアウトドアメーカー、ユニフレームのアウトドア用コーヒーミルです。本体上部のカップには50g、下のカップには100gのコーヒー豆が入ります。挽きながら豆を継ぎ足せば100g、およそ10杯分のコーヒー豆を一度に挽くことができます。
アウトドアメーカーの製品らしく、カップはステンレス素材でたいへん丈夫に作られています。ミルの歯はセラミックではなくステンレス製ですが、たいへん鋭い鍛造の刃が備えられており、セラミック刃同様に快適に豆を挽くことができます。
重さは430gと、これまで紹介したコーヒーミルに比べると若干重くなりますが、ハンドルを外してミルの部分を下のカップに収納することで、本体はたいへんコンパクトに収納することができます。ハンドルと一緒に収納できるメッシュの袋もついています。
出典:Amazon
ユニフレーム(UNIFLAME) UFコーヒーミルの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・ひっくり返すと本体がカップに収まってとてもコンパクトになるのでアウトドアへの持ち運びが楽・挽き具合のばらつきが少なく、細かく引けば均等な粒の粉を挽くことができる・ポーレックスと悩んでこちらを購入。大人数のキャンプも自宅でまとめ挽き用としても使い勝手はとてもいい | ・蓋がないので豆が少なくなると粉が飛び散るのが残念・ミルの上部分は樹脂製で厚みもあまりなく、強度が足りないと感じる。ハンドルを回す際にこの部分を手で持つと若干歪む |
カップを反転してコンパクトにできる点について、アウトドアでの取り回し安さを指摘するコメントがいくつかありました。ミルの性能については総じてよい評価がされており、大容量で高品質なミルを探している方にはオススメの商品と言えます。
本体上部が樹脂製である点は軽量化には貢献していると思われますが、若干の強度不足も指摘されています。
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HARIO(ハリオ) コーヒーミル ブラック セラミック スケルトン MSCS-2B
出典:Amazon
価格 | ¥2,100 ~¥2,310 |
サイズ | ボディ直径9.3×23.1cm |
本体重量 | 600g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 100g |
HARIO(ハリオ) コーヒーミル ブラック セラミック スケルトン MSCS-2Bの特徴
大容量でリーズナブルなコーヒーミルを探している方にはこのハリオ MSCS-2Bがおすすめです。分解して丸洗いできる構造と精巧なセラミック刃を備え、およそ2,000円という低価格を実現しています。
透明な容器は強化ガラス製で強度も高く、アウトドアの使用も心配ありません。本体重量は600gとこれまでのミルの中で最も重く、携帯性にはすぐれませんが、オートキャンプ場など車で荷物を運ぶことができる場所であれば、快適に挽きたてのコーヒーを楽しむことができます。
ガラス部分は蓋をすればコーヒー豆の保存容器にもなるため、残った豆の持ち運びにも困りません。
出典:Amazon
HARIO(ハリオ) コーヒーミル ブラック セラミック スケルトン MSCS-2Bの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・安定感がありハンドルが大きくコーヒーを挽きやすい・分解洗浄も挽き具合の調節も簡単でつかいやすい・この機能で2000円は信じられない。コストパフォーマンスが高い | ・挽いた後の粉はあまり粒が揃っていない・瓶の底に滑り止めのゴム製部品がついているが、ハンドルを回す際の安定感は今ひとつと思える・本体上部の直径が大きすぎて持ちづらい・ポーレックスと比較するとこのミルは回しづらい。同じ量の豆をひいてもこちらのほうがより腕が疲れる |
口コミでは、安定して回しやすいという意見と、大きすぎて安定せず回しづらいという相反する意見が並びました。大口径のミルのため、手の大きさによって回しやすい人と回しづらい人がいるものと思われます。手の小さい方にはもう少し小さいミルの方が使い勝手がいいでしょう。
リーズナブルな価格に満足しているという口コミも多数見つかりました。ミルとしての性能については平凡ですが、価格を考えれば十分であるというのが多くの方の意見です。
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3.アウトドアでも利用できるコードレスコーヒーミル4選
一般的な電動コーヒーミルは家庭用の電源が必要なため、電源のあるキャンプ場や、大掛かりなポータブル電源を持ち込まなければ使うことはできません。しかし電動ミルの便利さに慣れてしまうと手動ミルは面倒、という方も多くいます。
そんな方のために最近は、電源がない場所でも使えるポータブルなコードレスコーヒーミルも発売されています。
コードレスのためミルのパワーや使用できる時間、一度に挽くことができる豆の量などに制限はありますが、手動でコーヒーを挽くのが面倒だという方にはオススメの機種を4種紹介しましょう。
oceanrich コードレスコーヒーミル UQ-ORG1BL
出典:Amazon
価格 | ¥5,780 ~¥6,571 |
サイズ | ボディ直径8.5×17.5cm |
本体重量 | 485g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 20g |
oceanrich コードレスコーヒーミル UQ-ORG1BLの特徴
重さは485gと同程度の豆を挽くことができる手動コーヒーミルに比べると若干重量がありますが、500mlペットボトル程度のコンパクトなボディにコードレスの電動ミル機能を備えています。
電動ミルでは粒の大きさが揃いにくいカッター式の刃が採用されているケースが多いですが、oceanrich コードレスコーヒーミルにはセラミック刃が採用されており、手動コーヒーミルと変わらないコーヒーの味を楽しむことができる点も魅力です。
1回のフル充電で、15gのコーヒー豆を20回まで挽くことができるため、1〜2泊程度のキャンプであれば充電する必要はありません。充電残量を表示するインジケーターや豆が引き終わると停止する自動停止機能なども備え、操作もとても簡単です。
充電が必要な場合もmicroUSB端子からの充電が可能なので、スマートフォン用のモバイルバッテリーで充電が可能です。もちろんACアダプターやパソコンからも充電できます。
oceanrich コードレスコーヒーミル UQ-ORG1BLの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・ワンタッチでコーヒ豆を挽くことができ、そのまま保存もできるためたいへん便利・電動なので手間がかかる細挽きの豆も簡単に挽ける・セラミック刃で挽いた粉は粒の大きさも揃っており、とても高品質なミル。価格を考えればとてもコストパフォーマンスが高い | ・ガラス製なのでアウトドアでの使用には少し気を使う・手動式のように分解掃除はできないため手入れは面倒・電動なので豆を挽くときの音は大きい |
電動ミルとしての性能の高さを指摘する口コミが多くみられました。コードレスでありながらセラミック刃が採用されている点が高い評価を得ています。
悪い口コミとしては、ガラス製のボディの強度を心配する声、また完全な分解洗浄ができない点を指摘する声もみられました。ハードな持ち運びや、過酷な環境で使うことを考えている方はやはり手動式を選ぶ方が無難と言えます。
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Kalita (カリタ)電池式 コーヒーグラインダー スローG15
出典:Amazon
価格 | ¥6,884 ~¥7,680 |
サイズ | ボディ直径7.6×24.1cm |
本体重量 | 340g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 15g |
Kalita (カリタ)電池式 コーヒーグラインダー スローG15の特徴
スローG15は手動ミルの動きを再現しゆっくりとコーヒー豆を挽く電動コーヒーミルです。15gの豆を挽くのにおよそ5分かかります。
セラミック刃でゆっくりと豆を挽くことによって、豆を挽く時に発生する摩擦熱を極力抑え、コーヒーの雑味となってしまう微粉の発生や豆の酸化を抑えます。本体はプラスチック製のため堅牢とは言えませんが、単三電池4本で動くため場所を選ばず、アウトドアでの使用も便利です。
アウトドアにかかわらず時間がかかってもとにかくこだわりの美味しいコーヒを飲みたい!という方にオススメの機種です。
Kalita (カリタ)電池式 コーヒーグラインダー スローG15の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・ゆっくりと豆を挽くため、挽かれた粉は揃っている。これほど綺麗に粒の大きさが揃う電動ミルは見たことがない | ・挽くのに時間がかかるため、直ぐにコーヒーを飲みたいという人には向かない・パワーがないため浅煎りの固い豆を入れたらすぐに止まってしまう |
パワー不足を指摘するコメントが多く見つかりました。特に浅煎りの豆ではパワー不足が目立つようで、浅煎り豆のコーヒーが好きな方は避けた方がいいミルと言えるでしょう。
一方でゆっくりと豆を挽き美味しいコーヒーを入れるという製品のコンセプトに共感する方も多く、深煎りのコーヒーが好みの方には魅力的な商品です。
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マクロス ( macros ) 充電式コーヒーミル MCK-126
出典:Amazon
価格 | ¥2,780 ~¥2,796 |
サイズ | ボディ直径7×20.5cm |
本体重量 | 580g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 45g |
マクロス ( macros ) 充電式コーヒーミル MCK-126の特徴
価格の安さという点から考えれば、このマクロス MCK-126が頭一つ抜けています。とにかく安いコードレスコーヒーミルを探している方にはオススメです。コードレスミルで2000円代という価格は他にはありません。
充電はUSBケーブルで行うため、ポータブルバッテリーやパソコンからの充電も可能です。充電量のインジケーターはありませんが、フル充電で一時間程度の稼働しますので、一泊程度のキャンプであれば充電の必要はありません。
セラミック刃を備え、一度に挽くことができる豆の量も45gと他のコードレスコーヒーミルに比べても多く、たいへんコストパフォーマンスの高いコードレスコーヒーミルと言えます。
マクロス ( macros ) 充電式コーヒーミル MCK-126の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・充電式でこの価格は驚き!・豆を挽く速度はゆっくりだが、その分丁寧に挽いてくれる。粉も粒が揃っていて雑味が少ない | ・粒度調整用のネジが緩むことが多く注意が必要・フル充電に五時間かかるが一回の充電で10回程度使える・パワーが足りず途中で止まることがある |
粒度調節用のネジが緩むというコメントは数多く見つけられました。ホームセンターでサイズに合うナットを購入して問題を解決しているという方もいるようです。
充電時間やパワー不足について不満の声もありましたが、挽いた粉の品質については決して悪くなく、価格との兼ね合いで考えれば十分な性能であるという意見が多く見受けられました。
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HARIO (ハリオ) モバイルミル スティック EMS-1B
出典:Amazon
価格 | ¥7,587 ~¥7,920 |
サイズ | ボディ直径3.6×18cm |
本体重量 | 300g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 25g(ハリオ コーヒーミル・スマートGを使用の場合) |
HARIO (ハリオ) モバイルミル スティック EMS-1Bの特徴
モバイルミル スティック EMS-1Bは単体ではコーヒーミルとしての利用はできません。ハンドルを外した手動のミルに装着することで電動ミルとして使うことができるアタッチメントです。2章で紹介したハリオのコーヒーミル・スマートGに、写真のようにセットして使います。
出典:Amazon
本体部分には強力なモーターが組み込まれており、浅煎りの硬い豆も軽々と挽くことができます。高性能な手動ミルをそのまま使えるため、均一な粒の粉を簡単に挽くことができる点も魅力です。
バッテリーは、フル充電で20gのコーヒー豆を25回挽くことができる容量があり、大人数のキャンプなどでも十分に対応できます。少量の場合は手動で、大量に豆を挽く場合には電動と、シーンに合わせて使い分けることができる点も魅力です。
本体はABS樹脂で比較的強度があり、他のコードレスミルがガラス製である点を考えると、アウトドアでの使用に向いている製品であると言えます。
HARIO (ハリオ) モバイルミル スティック EMS-1Bの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・手動ミルが突然電動になり、電動ミルがこれほど楽なのかと感動した・電動は掃除がたいへんと聞いていたが、これは手動ミルを電動にするタイプなので掃除の問題もない・バッテリーが切れた時には手動に切り替えて使えるので安心感がある・パワーが強く浅煎りの硬い豆も安心 | ・コーヒーミルを別途買う必要があることを考えると価格が高い。 |
手動ミルにセットして使うタイプのため、ミル自体の機能に対する評価ができないことも影響していると思われますが、ハリオEMS-1Bに関しての悪い口コミはほとんど見つかりませんでした。
価格が高いことに若干の批判がありましたが、手動、電動を使い分けることができるという他にはない製品コンセプトが、高い評価を得ています。
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4.フィルターやカップも一体!オールインワン型のコーヒーミル3選
最後にフィルターやカップが一体となったアウトドア用コーヒーミルを紹介しましょう。
もちろんコーヒーミルだけでコーヒーを飲むことはできません。アウトドアでコーヒーを飲むためにはコーヒーフィルターやカップを別に持っていく必要があります。これらを一つのパッケージに収めれば持ち運びはたいへん便利です。
単体のミルに比べて性能や使い勝手は劣りますが、どうしても荷物が多くなってしまう登山やキャンプなどでシンプルに荷物をまとめる上ではとても重宝するグッズと言えます。
カフラーノ Cafflano オールインワンコーヒーメーカー CK-BK
出典:Amazon
価格 | ¥7,065 ~¥8,400 |
サイズ | ボディ直径9.9×19.5cm |
本体重量 | 470g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 15~20g |
カフラーノ Cafflano オールインワンコーヒーメーカー CK-BKの特徴
セラミック刃が採用された高性能なコーヒーミル、フィルター不要のステンレス製コーヒーフィルター、保温性の高いタンブラーがセットになっており、お湯を沸かすことができればこれ一つで挽きたてのコーヒーをどこでも楽しむことができます。
出典:Amazon
サイズは単体のミルに比べれば大きく、重量もそれなりですが、カップやフィルターも一体であることを考慮すれば気にする大きさではありません。
フィルタ洗浄の難しいアウトドアでは、ペーパーフィルターをセットして使うこともできる点も魅力です。
カフラーノ Cafflano オールインワンコーヒーメーカー CK-BKの口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・これさえあればどこでもひきたてのコーヒーが飲める。アウトドアだけでなく自宅やオフィスでも利用している。・オールインワンなので忘れ物をする心配がない | ・付属の金属フィルターはあまり性能が良くなくペーパーフィルターを使用して使っている。・登山に持っていくために購入しましたが、少し大きく重い。蓋とカップの密閉性が悪くコーヒーを入れたまま持ち運ぶことはできない |
一つ持ち運ぶだけでどこでもコーヒーを楽しむことができる手軽さを評価する口コミが多く見られました。付属のフィルタの質についてはあまり良い評判がなく、購入する場合は髪フィルターを併用する方が良いかもしれません。
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Felio コンパクトコーヒーメーカー CAFE Mug
出典:Amazon
価格 | ¥2,720 ~¥3,324 |
サイズ | ボディ直径7.6×19.5cm |
本体重量 | 280g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | ー |
Felio コンパクトコーヒーメーカー CAFE Mug の特徴
こちらもカップ、ミル、フィルター一体型のコーヒーミルです。カップに保温機能はありませんが、2つのカップがついて280gとたいへん軽量で、登山など、運べる荷物の制約があるアウトドアシーンでも活躍します。
プラスチック製ボディの強度はあまり高くはありませんが、一般的な持ち運びで問題になることはありません。ステンレス製のフィルター、挽き具合の調節ができる一体型ミルで3000円を切る価格も魅力です。
Felio コンパクトコーヒーメーカー CAFE Mug の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・コンパクトで持ち運びも便利。一体型で使いやすい・プラスチック製のカップを自宅で使うことはないが、アウトドアで使う場合には軽く持ち運びもたいへん便利 | ・フィルターの品質はあまり良くない。目が荒く、コーヒーに微粉が混入することもある・プラスチック製なのでコーヒーに匂いがついてしまう |
プラスチック製のボディについては口コミで意見が分かれています。携帯性を重視する方には軽く持ち運びが便利なボディはたいへん高い評価を得ていますが、強度やコーヒーの味を重視する方は良い評価を示していません。
またミルの性能については悪い口コミを見つけられませんでしたが、付属のフィルターの品質についてネガティブなコメントがいくつか見つかりました。普段紙製フィルターを使っている方には違和感があるということかもしれません。
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ジアレッティ 電動ミル付コーヒーマグ GR-HC002
出典:Amazon
価格 | ¥5,980 ~¥6,600 |
サイズ | ボディ直径9×24.5cm |
本体重量 | 680g |
一度に挽くことができるコーヒー豆の量 | 15~20g |
ジアレッティ 電動ミル付コーヒーマグ GR-HC002の特徴
なんとフィルター一体型の電動コーヒーミルです。電動ミルの機能もセラミック刃、オートストップ機能、電気残量のインジケーター、USB充電機能など、単体の電動ミルに決して劣りません。
2分〜3分で15~20gの豆を挽くことができ、挽かれた粉はそのまま内部の金属フィルターに落ちる構造になっているため、あとはお湯を注ぐだけで淹れたてのコーヒーを簡単に楽しむことができます。
電動ミルのため完全な分解洗浄はできませんが、ミル部分の水洗いは問題なくできるので手入れも簡単です。680gと重く本体も大きいため、バックパックなどに入れて持ち歩くのには適しませんが、キャンプなどで挽きたてコーヒーを手軽に楽しみたい方には最適なミルであると言えるでしょう。
ジアレッティ 電動ミル付コーヒーマグ GR-HC002の口コミ
良い口コミ | 悪い口コミ |
・これ一つで、とにかく簡単にコーヒーを淹れることがができる・ステンレス製ボディは強度が高くアウトドアへ持ち出しても安心感がある・イタリアのメーカーの製品らしくデザインはかっこいい | ・思ったよりも大きく重量がある・バッテリーとモーターが上部にあるため重さのバランスが悪いと感じる |
口コミでは電動コードレスでオールインワンの製品は他になく、ハンドルを回すことなくどこでも簡単にコーヒーを淹れることができることに対する高い評価が目立ちました。
堅牢なステンレスボディやデザイン性の高さを評価する声も多く見受けられましたが、一方で大きさや重さを指摘するコメントも散見しました。携帯性を重視しなければ、たいへん便利なコーヒーミルであると言えます。
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5.比較表まとめ
これまで見てきたコーヒーミルを比較表で確認しましょう。ミルの違いを見比べて、ご自分のアクティビティに最適なコーヒーミルを選んでください。
5-1【1〜2杯分】登山やサイクリングに最適な1人用コーヒーミル5種比較表
登山やトレッキング、サイクリングなどバックパックで長時間間移動するアクティビティでは、特にコンパクトで軽く、携帯性に優れる一人用のミルが最適です。またハードな移動にも耐えられるようボディの強度も重要になります。ステンレス製ボディを選ぶのが基本でしょう。
紹介した中ではハリオコーヒーミル・スマートG クリア MSG-2-TのみABS樹脂性でステンレスに比べ若干強度は劣りますが重量は200gと紹介したミルの中では最軽量です。重視するポイントによって最適な機種を選ぶことをお勧めします。
5-2.【2〜4杯分】少人数のキャンプに最適な2・3人用コーヒーミル3選比較表
この大きさのミルは1人用ミル比べて携帯性は若干劣りますが、サイズが大きい分ハンドルも安定して回しやすくミルとしての機能は向上します。ふだん使いにもちょうどいいサイズのため、アウトドアだけでなく家庭でも使っているという方もたくさんいます。自宅でも外でも、あらゆる場所で快適にコーヒーを淹れることができるサイズといってもいいでしょう。
紹介した3種の中で大きな違いは価格です。特にPerfectgoing 手挽きコーヒーミルの1000円を切る価格は他2種に比べて格段に安いですが、ミルとしての性能差は否めません。味や扱いやすさにこだわる方はポーレックス、あるいはボンマック のミルがお勧めです。
5-3.【4杯以上】家族のキャンプに最適!一度に大量の豆を挽けるコーヒーミル2選比較表
サイズ感としてはアウトドアというよりも自宅で使用する大きさで、重さや素材も登山などのハードな移動には適しませんが、大人数で楽しむキャンプなどではとても重宝します。
アウトドアでの使用を考えれば、価格に納得ができるのであれば、ステンレス製ボディのユニフレームを選ぶ出来です。もちろんハリオMSCS-2Bもそれなりに高い強度を持っており、コストパフォーマンスの高いミルであると言えます。
5-4.アウトドアでも利用できるコードレスコーヒーミル4選比較表
コードレス製ミルは持ち運びはとても便利ですが、ガラス製の製品が多くアウトドア用途を考えた場合にはあまり適しているとは言えません。屋外へ持ち運ぶ際は気をつけて利用すべきでしょう。
その意味でミルの刃を持たないHARIO (ハリオ) モバイルミル スティック EMS-1は、高い価格や別売りのミルを持ち運ばなければいけないというデメリットも考慮する必要がありますが、破損の心配も少なくアウトドア用途には比較的安心な商品であると言えます。
5-5.フィルターやカップも一体!オールインワン型のコーヒーミル3選
一体型のミルは携帯性が高いため、コンパクトに荷物を納めたい場合はとても便利。保管も便利なためオフィスなどで利用している方も多くいます。一方でミル、フィルターそれぞれ単体の製品に比べて性能が落ちるという欠点は否めません。
3種の中ではFelio CAFE Mugの重量の軽さが目を引きます。ボディ自体は一人用ミルに比べれば小さくはありませんが、他の製品でカップ、ミル、フィルターを合わせて280g以下とすることはなかなか難しいところです。また唯一の電動一体型ミルジアレッティ GR-HC002もどこでも快適にコーヒーを飲むことができるという点でたいへん優れた商品と言えます。重さはありますがステンレスの堅牢なボディである点もアウトドアには適しています。
まとめ
アウトドアで使用するコーヒーミルは電源が確保ができなくても使用できる手動ミルを選ぶのが基本です。
またもちろん手動ミルであればどれでもいいというわけではありません。
ミルを選ぶ際は以下の6つのポイントを踏まえて講習することをお勧めします。
・軽量でコンパクトに収納できること
・耐久性に優れていること
・手動式・コードレスであること
・挽き具合の調節ができること
・セラミック刃であること
・分解洗浄ができること
また、アクティビティや状況に合わせて適切なミルを選択することもたいへん重要です。このページでは
ミルを使うアウトドアシーンに合わせて10種類の手動ミルを紹介しました。
さらに後半ではアウトドアで使用できるコードレスコーヒーミル4種、そしてフィルターやカップが一体となったオールインワン型のコーヒーミル3種についても解説しました。
アウトドアで飲む挽きたてコーヒーは格別です。快適なミルを選んで存分にコーヒーの味をお楽しみください。
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