【口コミ付き】おすすめのコーヒー豆保存容器15選と正しい選び方

コーヒー豆用の保存容器を初めて買うのだけど、どんなものがあるのかな」

「なんとなく使っているコーヒー豆の保存容器はあるけれど、本当はどんなものを選ぶべきなのかな」

コーヒーをいつでもおいしく楽しむため、保存容器は選び方のポイントをしっかりと抑えて選びたいものです。

コーヒー豆の風味を守る保存容器を選ぶ際に、チェックしたい要素は以下5点です。

「密閉性」

「遮光性」

「断熱性」

「素材臭」

「容量」

コーヒー豆保存専用として作られた「コーヒーキャニスター」と言っても、素材や形状によって長所や短所があるので、それぞれの特性を抑えることが大事です。

この記事では、コーヒー豆の保存容器の選び方について、徹底的に解説いたします。

その上で、いま人気のあるコーヒーキャニスターやコーヒーストッカーをはじめ、コーヒー豆の保存に適したおすすめの保存容器を、口コミと合わせて15点ご紹介します。

あなたのこだわりや使用シーンにぴったりのコーヒーキャニスターがきっとこの中から選べます!

お気に入りのコーヒーキャニスターを見つけて、あなたのコーヒータイムがもっと素敵な時間になりますように。

  1. 1.  コーヒー豆の保存容器の選び方
    1. 1-1. 密閉性の高い保存容器を選ぶ
      1. 1-1-1. パッキン付き、スクリュー式、気圧式ならフタが外れない
      2. 1-1-2. 木製容器は通気性があるので避ける
    2. 1-2. 遮光性はあまり気にしなくてもいい
    3. 1-3. 戸棚保管でも断熱性が必要な時がある
    4. 1-4. 金属製・木製は素材臭があるので敏感な人は避ける
    5. 1-5. 飲む頻度と量から容器の容量を決める
    6. 1-6. 適切な保存方法を取れば、どんな素材の保存容器でも大丈夫!
  2. 2. みんなの口コミ付き!おすすめのコーヒー豆保存容器15選
    1. 2-1. 【「スタイル」にこだわりたい人向け】コーヒー専門店の保存容器3選
      1. 2-1-1. スターバックスコーヒージャパン:Reserveシリーズ・ロゴキャニスター
      2. 2-1-2. カルディコーヒーファーム:カルディオリジナル・キャニスター缶
      3. 2-1-3. 澤井珈琲:澤井珈琲オリジナル保存缶
    2. 2-2. 【「機能」にこだわりたい人向け】コーヒー・調理器具メーカーの保存容器6選
      1. 2-2-1. HARIO(ハリオ):コーヒーキャニスター
      2. 2-2-2. Kalita(カリタ):キャニスター All Clear Bottle
      3. 2-2-3. COFFEE GATOR:ステンレススチールコーヒーキャニスター
      4. 2-2-4. melitta(メリタ):ステンレスキャニスター
      5. 2-2-5. 野田琺瑯:TUTU(筒)
      6. 2-2-6. ZEROJAPAN(ゼロジャパン):コーヒーキャニスター
    3. 2-3. 【「使い勝手」にこだわりたい人向け】日用品メーカーの保存容器3選
      1. 2-3-1. 無印良品:ソーダガラス密封ビン
      2. 2-3-2. ニトリ:Easyレバーキャニスター
      3. 2-3-3.富士商:エアリデューサー レギュラー
      4. 2-3-4. 籐芸(TOUGEI):木のコーヒーキャニスター
    4. 2-4. 【「携帯性」にこだわりたい人向け】アウトドアメーカーの保存容器2選
      1. 2-4-1. ハイマウント:ナルゲン コーヒービーンズキャニスター
      2. 2-4-2. ユニフレーム:UFキャニスター
  3. 3. コーヒー豆の保存容器を冷蔵室に入れると風味が台無し
  4. 4. コーヒー豆の状態ごとの賞味期限に注意
  5. 5. まとめ

1.  コーヒー豆の保存容器の選び方

まずは、コーヒー豆の保存容器に使われる主な素材について、機能を一覧比較したのでご覧ください。

「密閉性」「遮光性」「断熱性」「素材臭」の4つの項目があり、コーヒー豆の保存に理想的な容器の素材は次の2種類であると言えます。

・陶器製

・ホーロー製

この2種類の素材を使った保存容器であれば、コーヒー豆の風味を劣化させる「酸素」「湿度」「紫外線」「温度」のすべてから守ってくれるでしょう。

とはいえ、この2種類に限ってしまうと、コーヒーキャニスターの選択肢はだいぶ狭くなってしまいます。

そこで次の項からは、それぞれの機能がどんな場面でコーヒー豆を守るのかを解説しながら、コーヒー豆の保存容器を選ぶ際のポイントをご紹介します。

1-1. 密閉性の高い保存容器を選ぶ

どんな素材の容器であったとしても、コーヒー豆の保存で求めたい第一の機能は密閉性です。

コーヒー豆の風味を守るには、空気に触れさせないことが大切です。密閉性の高い保存容器は、コーヒー豆を酸化と湿気、ニオイ移りから守ります。

空気に触れるとコーヒー豆の香りや風味が飛んでしまうだけでなく、酸化したコーヒー豆で淹れたコーヒーは、酸味と渋みが強く出てきます。

また、コーヒー豆は多孔質という細かい穴がたくさん空いた内部構造になっているため、消臭用の炭と同じように、周囲のニオイと湿気をどんどん吸着してしまうのです。

そのため、コーヒー豆の保存容器には、なにはなくともまず密閉性が求められます。

密閉性の高い容器を見分けるポイントはふたつ。

・フタが外れないか

・素材そのものに通気性がないか

順に詳しく見ていきましょう。

1-1-1. パッキン付き、スクリュー式、気圧式ならフタが外れない

手や物がちょっとぶつかっただけでフタが外れたり、倒れた拍子にフタが転がっていくような容器では、密閉性があるとは言えません。

そこで選びたいのは、フタと本体が密着して固定されるもの

・フタにパッキンがついている

・フタがスクリュー式になっている

・内部に気圧がかかっている

上記のものであれば、フタ部分だけを持って持ち上げても、本体から簡単には離れません。

ちなみに「内部に気圧がかかっている(気圧式)」ものは、大まかに2種類あります。

・茶筒や海苔の缶のように、本体とフタの二重構造によって気圧を上げるもの

・排気弁がついているなど、中の空気を物理的に押し出して気圧を上げるもの

技術的な問題から、前者の方が値段が高くなる傾向があります。

なお、前者(茶筒型)でも粗悪なものや加工処理によってはフタと本体の被せがスカスカになっているものがあります。

茶筒型気圧フタのもっとも理想的な被せ加減は「フタ部分を持っても本体が落ちないが、本体に片手を添えて固定するだけでスムーズにフタが開く」というもの。

これ以上きつい分には「開けにくい」という問題以外ありませんが、緩い場合は密閉性が高いとは言えなくなります。

1-1-2. 木製容器は通気性があるので避ける

木は伐採して木材となったものでも、空気中の湿気の取り込みと放出をし、自身の水分含有率を15%前後に自然調整します。

木材そのものがこのように「呼吸する」ものなので、木製容器は密閉性が高いとは言えません。

また、湿気以外にも、通気性があるとニオイ移りの心配も起こります。

キッチンなどほかの食品がある場所に置いたり、室内でタバコを吸ったりペットがいたりする場合は、特に木製のものは選ばない方がいいでしょう。

たとえフタがパッキン付きでしっかり固定されるものでも、木材そのものの性質として、コーヒー豆を保存する目的には合っていないと言えます。

【密閉性の高い保存容器】陶器製ホーロー製ガラス製金属製プラスチック製

1-2. 遮光性はあまり気にしなくてもいい

コーヒー豆に限らず、紫外線は食品を劣化させるものとして有名です。

よく「コーヒー豆は光に弱い」と言われるため、遮光性のある素材を選ぶ方はいますが、実は直射日光の当たる場所にさえ置かなければ、遮光性の点においては、どの素材のものを選んでも問題ありません。

自然光の差し込む日当たりのいい部屋であっても、室内に注ぎ込む紫外線の量は、一般的なカーテンやブラインドで80~100%カットされます。

反射光で明るいのであれば、紫外線は床や壁に吸収されてさらに半減された状態に。

また、蛍光灯からの紫外線を木にする方もいらっしゃいますが、蛍光灯が発する紫外線の量は、太陽光のわずか1,000分の1ほど。

つまり蛍光灯の下に10時間置いても、太陽光をわずか36秒間浴びたことにしかならないのです。LED電球ではさらにその200分の1なので、ほんの0.2秒足らずです。

戸棚に収納したり、リビングに出しておいたり、キッチンの作業台に置くなど一般的な置き場所の場合には、コーヒー豆の保存容器に遮光性を求める必要はありません。

「カーテンなどのない窓辺にディスプレイも兼ねて置きたい」というケースにおいてだけは、遮光性のある素材を選ぶべきですが、その場合は温度も上がってしまうため、次の「断熱性」も考慮してください。

【遮光性の高い保存容器】陶器製ホーロー製金属製木製

1-3. 戸棚保管でも断熱性が必要な時がある

コーヒー豆に限らず、だいたいの食品は高い温度で保存すると腐食が進みます。

直射日光の注ぐ窓辺やコンロ、オーブンなど熱源の近くにコーヒー豆を置く場合は、断熱性の高い(≒熱伝導率の低い)素材の保存容器を選びましょう

また、真夏の日中に人がいない部屋では、戸棚やクローゼットの内部に熱がこもるので、コーヒー豆を戸棚にしまうという方も、断熱性を考慮してください。

なお、後ほど詳しく説明しますが、高い温度を避けようとしてコーヒー豆を冷蔵庫などの低温で保存すると、常温に戻る際に風味が失われやすくなります。

つまり、コーヒー豆を保存するにあたっては、高温でも低温でもなく、できるだけ温度変化のないことが大切になるのです。

ちなみに、本来は熱伝導率の高い金属製の保存容器でも、いわゆる魔法瓶のように二重真空構造のものであれば、高い断熱性を求めることができます。

【断熱性の高い保存容器】陶器製ホーロー製ガラス製木製金属製(二重真空構造のものに限る)

1-4. 金属製・木製は素材臭があるので敏感な人は避ける

金属製と木製の保存容器は、素材そのもののニオイがコーヒー豆についてしまう場合もあります。

金属の質や加工、使用の期間や扱いなどにより、「鉄臭い」ニオイがコーヒー豆についてしまうことのある金属製の保存容器。

微量なので気付かない人が多いですが、敏感な方は避けた方がいいでしょう。

一方で木の香りについては、「コーヒーと合うアロマだ」という方もいらっしゃるので、個人の好みにも左右されるところ。

木製のものは新しいうち、特に新品の場合は、コーヒーの香り以上に木の香りが立つこともあるようです。

梅や神代欅などはもともと香りが少ないので、どうしても木製をという方は、材木の種類を気にして見てください。

どちらにしても、コーヒー豆そのものの香りを邪魔されたくないとお考えの方は、金属や木製の保存容器は避けるのが無難です。

【素材臭のつかない保存容器】陶器製ホーロー製ガラス製プラスチック製

1-5. 飲む頻度と量から容器の容量を決める

適正サイズの保存容器を選ぶには、まず自分の飲む量から購入量を決めること。

好みの濃さや湯量にもよりますが、コーヒー一杯分(130〜150ml)に使うコーヒー豆の量はおよそ10g〜12gほど。200gのコーヒー豆であれば、だいたい16〜20杯近くに当たります。

コーヒー豆の賞味期限は豆のままで2週間、挽き豆で5日間ですので、豆で購入する場合は毎日1〜2杯、挽き豆の場合は毎日3〜4杯ほどを飲むペースが200g購入の目安です。

この基準を参考に、あなたがコーヒーを飲む量と頻度から、適正量のコーヒー豆を購入してください。

次に、適正量のコーヒー豆が入る保存容器の容量を算出します。

保存容器の大きさ「ml」と、そこに入るコーヒー豆の量「g」のおおよその計算をご紹介しますので、コーヒー豆の保存容器を選ぶ際の目安にしてください。

①保存容器の容量÷3≒コーヒー豆の量

②コーヒー豆の量:挽き豆の量=1:1.2

例:保存容器の容量が700mlで、いつも購入しているコーヒー豆の量が200gの場合
①700÷3=233.3333…
➡︎200よりも大きいので、コーヒー豆200gは入る!
例:保存容器の容量が800mlで、いつも購入しているコーヒー豆の量が300gの場合
①800÷3=266.6666…➡︎300よりも小さいので、コーヒー豆300gは入りきらない
しかし
②266.6666…×1.2=319.9999…➡︎挽き豆であれば、300gは入る!

なお、この数値は容量いっぱいを元に計算しているため、メジャースプーンを一緒に入れたり、袋ごと入れたりしたい場合には、100~200mlのゆとりをもたせてください。

1-6. 適切な保存方法を取れば、どんな素材の保存容器でも大丈夫!

ここまでお読みいただき、コーヒー豆の風味を守る容器に求めたい機能について、おわかりいただけたかと思います。

保存容器の素材に関していえば、やはり冒頭で挙げた陶器製とホーロー製が理想的だといえます。

しかし、もっとデザインや質感など好きなものを選びたい!という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、以下のように容器素材の欠点をカバーする方法を実践すれば、どんな素材の保存容器を選んでも大丈夫です。

それは、「ジップ袋に入れてから保存容器にしまう」というもの。

・密閉性の甘い造りの保存容器

・密閉性が高くない素材の保存容器

・素材臭がつく可能性のある保存容器

といった、保存容器そのものの欠点をカバーするだけではありません。

たとえ密閉性が高く容量が適正な保存容器を選んでも、飲めばその分だけコーヒー豆の量が減り、隙間ができるもの。

その隙間をなくし、できるだけ空気に触れさせずに鮮度を保つこともできるのです。

やり方は、開封したらすぐに、購入袋のままジップ袋に入れてしっかり空気抜きをすること。

たったこれだけの工夫で、あなたのお気に入りのコーヒー豆は、ぐっと鮮度を保ちます。

ぜひお試しください。

2. みんなの口コミ付き!おすすめのコーヒー豆保存容器15選

コーヒー豆の保存容器に適した各素材の特徴と取り扱いの注意点がわかったところで、実際のコーヒーキャニスターやコーヒーストッカーを見てみましょう。

いま人気のあるコーヒーキャニスターを、以下の分類でご紹介していきますので、きっとあなたのこだわりを叶えるお気に入りが見つかるはずです。

・コーヒー専門店の保存容器

・コーヒー・調理器具メーカーの保存容器

・日用品メーカーの保存容器

・アウトドア用品メーカーの保存容器

それぞれの保存容器ごとに、ショップに寄せられたレビューやSNSでの評判など、実際に使っている人のさまざまな口コミと合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。

2-1. 【「スタイル」にこだわりたい人向け】コーヒー専門店の保存容器3選

コーヒーを飲むという行為を、その時間・空間ごと愛するあなたには、コーヒー専門店の保存容器がおすすめです。

コーヒーを飲むたびにお気に入りのお店のロゴを確認することで、あなたにコーヒタイムに一層の安らぎを与えてくれるでしょう。

2-1-1. スターバックスコーヒージャパン:Reserveシリーズ・ロゴキャニスター

出典:Amazon

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(パッキン付き)✖️可能性有

シンプルで主張の強すぎないデザインながら、黒光りするキャニスターはさりげなくインテリアのアクセントにもなります。特別なコーヒー体験を約束するReserveシリーズのロゴは、コーヒーを心から愛する人だけが持つことのできるステイタスシンボル

断熱性がないので、コンロやオーブンの近くにおかないことと、コーヒー豆を直接入れないようにしてください。

いい評判悪い評判

◎可愛い!
◎すっきりしたデザインでとても気に入った。

(見当たらず)

店舗限定販売品のため、ネットではフリマや新古品を扱う業者による出品が多いのですが、ステイタス感が高く、入手した人によるSNSでの評判は上々です。

お値段は高めですが、コーヒーを愛する人のための特別な格に満足している人が多いようです。

素材本体:金属製(ステンレス)、フタ:ステンレス、ポリエチレン
サイズ(外側)高さ14.8cm、直径10.5cm
容量詳細不明(コーヒー豆200〜250g相当)
カラーブラックのみ
市場価格1,980円〜4,980円
購入サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-1-2. カルディコーヒーファーム:カルディオリジナル・キャニスター缶

出典:カルディコーヒーファーム

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(パッキン付き)✖️可能性有

マットな質感が落ち着いた佇まいを醸し出す、シンプルで堂々としたデザイン。裏側にはヤギのイラストがワンポイントで描かれていて、大人のユーモアを感じさせます。

プチプライスで季節限定のデザインやカラーが次々に発表されるので、コーヒー豆と挽き豆を分けたり、カフェオレ用とストレート用を分けたりと、複数揃えて並べる楽しみもあります。

こちらも高温になる場所に置かないことと、コーヒー豆を入れる際は直接入れないことを注意してください。

いい評判悪い評判

◎コーヒーの保存には絶対これを使っています。気に入りすぎて5つくらい持ってます。私的には、かなり密封性が高いので劣化はあまり気になったことがありません。優秀な容器です♪ これがなくなったらとても困ります。
◎ソフトタッチな缶と、フタがパッキンになっていて結構な密着度合。さすがカルディといいたくなるアイテムです。
◎蓋がしっかり閉まることと、遮光性もデザインもGOOD! かわいくてキッチンに置いておいても絵になるしマットブラックも心地良くてお気に入りです! もう少し大きいサイズもあればうれしいです!
◎コーヒー豆を保存するのに丁度良い大きさです。フタもシリコンゴムパッキンでしっかり閉まります。デザインもシンプルで気に入っています。値段も安く、いい買い物をしました。

✖️黒で小さい絵、とてもシンプルで気にいってます。主人が大好きなコーヒー用。私は開けにくいのですが、主人は問題ないそうです。きつくて開けにくいですが、密封性が良いからだと信じたいです。

密閉性の高さに「さすが」と賞賛する声が続きます。シンプルなのでキッチンを選ばないのもうれしいです。容量は200gのコーヒー豆がちょうど入る大きさのため、メジャースプーンを一緒に入れる場合は一杯分飲んでからがいいようです。

悪い口コミとしては、フタの密閉性が高いゆえに「開けにくい」とのことですが、慣れればあまり問題はないようです。

素材本体:金属製(スチール)、フタ:スチール、ポリエチレン
サイズ(外側)高さ14.0cm、直径10.0cm
容量詳細不明(コーヒー豆200g相当)
カラーブラック、レッド、ピンク、ほか季節限定カラー
メーカー価格550円〜(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-1-3. 澤井珈琲:澤井珈琲オリジナル保存缶

出典:澤井珈琲

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(気圧式)✖️可能性有

澤井珈琲のエンブレムが大きく描かれた、大容量のコーヒー専用保存缶。500gのコーヒー豆を袋ごと入れられるこのサイズは、豆をできるだけ空気に触れさせないようにして欲しいというお店のこだわり。

つまみのある個性的なデザインは静かに存在を主張しながら、高い密閉性という機能を併せ持ちます。

大容量ではありますが、金属製の保存容器なのでニオイ移りを避けるため、長期保存はしないでください。

いい評判悪い評判

◎いつも500gのコーヒー豆や粉を袋ごと入れて使用しています。粉も湿気ることなくさらさらとしています。
◎専用の缶はやはり優れてますね。見た目も良くて買いました。豆の味が落ちなくていつも美味しい珈琲が飲めます。買って良かったです。
◎オシャレな上に、容量が大きいので実用的! 高級感があるので、中に入れてるコーヒーまでとても高級なものと思われました。購入してよかったです。
◎200gの豆が入れられる容器はすぐに見つかりますが500gはあまりないので便利です、澤井珈琲店の豆だと袋ごと入るので一緒に買うと送料も無料になるので良いです
◎市販のコーヒー豆の二袋分が余裕で入り、重宝しています。香りをしっかりと保って、見た目も黒で落ち着きます。

✖️市販の500グラムのコーヒーを保管するために購入しました。ちょっと大きい感じ。多数の人が使用して一週間に一袋消費する、という場面では大変良いと思います。一人で毎日一杯という使用量では、ちょっと大きすぎたと思います。
✖️サイズを確認せずに買ったのが悪かったのですが、予想をはるかに上回る大きさにびっくりしてしまいました。確かにぎゅうぎゅう詰めすれば500gは袋ごと入りますが、250g~300g程度を小分けにして保存するにはあまりにサイズが大きすぎました。
✖️背面がべっこりへこんでいた。無理やり内側から押し広げるも、細かいへこみは何か所も残ってしまっている。
✖️ちゃんとした梱包で届きましたが、蓋には凹みが…。交換しようかとも思いましたが、いろいろ面倒くさいし、使用はできるので、そのまま使っています。

密閉性の高さ落ち着いたデザインに高評価が続きます。コーヒー豆の風味をしっかり守ってくれるので、買ってよかった!という人が多いようです。

一方、大きさに対するレビューは、どれくらい飲むかではっきりと分かれています。一杯当たりに使用するコーヒー豆は10〜12g程度ですが、1日に何杯飲むか、一人で使うか家族や職場の仲間と一緒に使うかなどのシチュエーションによるようです。事前にご自身の飲む量や頻度を確認し、適正サイズかの判断をおすすめします。

その他の悪い口コミは、機能ではなく梱包に対するもの。強い衝撃を受けるとへこんでしまう素材なので、使用中もその点は気をつけたいところですね。

素材本体・フタ:金属製(ステンレス)
サイズ(外側)高さ18.0cm(つまみ込み20.0cm)、直径13.0cm
容量詳細不明(コーヒー豆500g袋ごと保存推奨)
カラーブラックのみ
メーカー価格839円(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-2. 【「機能」にこだわりたい人向け】コーヒー・調理器具メーカーの保存容器6選

コーヒーを楽しむためのさまざまな器具を製造するメーカーや、調理器具に特化したメーカーの保存容器は、やはり高い密閉性と使うシーンを考え抜いたものが多いです。実用性の高い保存容器で、ストレスなくコーヒー豆を守ることができます。

2-2-1. HARIO(ハリオ):コーヒーキャニスター

出典:HARIO

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(気圧式)✖️

飽きのこないシンプルさと清潔感は、どんなキッチンにも合わせやすいデザインです。

本体はガラス製のため少し重みがありますが、うっかり倒してコーヒーをばらまいてしまう心配はありません。直射日光さえ気をつけて保管すれば、中のコーヒー豆の量も一目で確認できて便利です。

いい評判悪い評判

◎ケースはガラス製でけっこうずっしりとしています。また、蓋とケースを固定するゴムは蓋側に全てついているので、ガラス側にはゴム等何もついていません。それが故に、間口が広くて粉も取り出しやすくなっています。実際にレギュラーコーヒー(粉)を入れてみると、メーカーが示す容量通り200gが丁度収まり、小さめのメジャースプーンも一緒に入ります。コーヒーキャニスターという商品名の通り、コーヒー豆や粉を入れることをよく考えて作られていて、お勧めです。
◎中身の残量が一目瞭然で開閉しやすく、ちょっと引っ張るくらいでは蓋が外れることは無い。この値段なら非常にコスパ良しだと思う。
◎蓋の開閉はレバーを引き上げて空気を逃してから。閉まってる時はレバーを戻して気密性を保つ。パカッと開いてしまう事も無いです。重さはガラスの肉厚が薄めでかなり軽いかな。そして何よりこの価格、これなら買いでしょ。
◎使用感としては、口も広いため、スプーンを差し入れやすいですし、丸型のため、角に残るなどもありません。

✖️フタとガラス部分がゆるゆるすぎて密閉されないです。
✖️フタのつまみ部分がおれているので中をみてみたら、中の金属部分が錆びていました。
✖️密閉が出来ないです。当たり外れがかなりある商品だと思います。

フタについたレバーの効果で密閉性が高く保てるのが好評です。フタ部分だけを持って持ち上げても、落ちることはないよう。加えてコーヒー豆の残量を確認できることや、開口部が広くて取り出しやすいことなど、コーヒーを日常的に飲む人にとっての使い勝手の良さが高く評価されています。

悪い評価は、フタの密閉性の悪いものがあるということ。個体差による当たり外れがあるようなので、通販利用の場合は返品や交換の手続きが発生する場合もあるかもしれません。

素材本体:ガラス製、フタ:ABS樹脂、シリコーンゴム、ステンレス
サイズ(外側)M:高さ14.2cm、直径9.6cmL:高さ18.9cm、直径9.6cm
容量M:約800ml(コーヒー豆250g相当)L:約1,000ml(コーヒー豆300g相当)
カラーブラック、レッド、ホワイト
メーカー価格M:880円(税込)、L:990円(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-2-2. Kalita(カリタ):キャニスター All Clear Bottle

出典:Kalita

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(スクリュー式)✖️

ソーダガラス製の重厚な本体に、樹脂製の軽いフタからなるコーヒーキャニスターです。広口で安定感があるため、コーヒー豆の取り出しの際にも洗浄時にも使いやすい設計といえます。

サイズ展開が3種類あるので、自分にちょうどいいサイズを選ぶことができます。それぞれにコーヒーの計量ができるメジャーカップが付属しています。

いい評判悪い評判

◎蓋も簡単に閉まるので気に入りました。スプーンも付いているのでこれだけで大丈夫です
◎ひねって留めるタイプのフタですので出張先にも持っていきました。大きさもいい感じでダイニングキッチンに置いてても見た目的に収まり良く、いい買い物しました。
◎シンプルなデザインですが、コーヒー豆をいれるととてもおしゃれで素敵です。コーヒー豆は200gを購入することが多いのですが、(250は)200g分をザザッと入れて少し余裕ありのちょうど良いサイズ感でした。
◎大きさが丁度よく、デザインもステキです。

(見当たらず)

分厚いソーダガラス製の保存容器はなかなか重さがあるのですが、使い勝手の良さとシンプルかつおしゃれなデザインに、満足度の高いレビューばかり。

コーヒー豆を入れると白のロゴマークが映えるので、実際に使ってみた方がよりデザインの良さが際立ちます。

素材本体:ソーダガラス、フタ:スチロール樹脂、抗菌ポリエチレン
サイズ(外側)150:高さ9.8cm、直径10.4cm250:高さ13.4cm、直径10.4cm300:高さ16.7cm、直径10.4cm
容量150:約500ml(コーヒー豆150g相当)250:約750ml(コーヒー豆250g相当)300:約1,000ml(コーヒー豆300g相当)
カラークリアのみ
メーカー価格150:1,320円(税込)250:1,430円(税込)300:1,540円(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-2-3. COFFEE GATOR:ステンレススチールコーヒーキャニスター

出典:COFFEE GATOR

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(気圧式)✖️可能性有

フタに月日を記せるカレンダーダイヤルがついているので、賞味期限を確認することができます。留め具式の密閉システムと二酸化炭素排出のための一方通行のバルブで、しっかりと中のコーヒー豆を守ります。

サイズ展開は3種類ありますが、直径がどれも13.0cmと広いので、コーヒー豆の取り出しの際にストレスを感じさせません。

いい評判悪い評判

◎I purchased these canisters to store my ground regular and decaf espresso. I purchased different colors so that I know which is regular and decaf at-a-glance.These canisters stack very nicely, saving me cabinet space. They came with a 1/4 cup scoop that I could not use for espresso. Although the scoop is very nice and would be great for measuring non-espresso coffees I purchased 2 short handled Tbsp. measures that fit very nicely in the canisters.(意訳:エスプレッソ用とデカフェ用とで色違いを購入した。積み重ねて収納してもすっきりと見栄えが良く、計量スプーンもちょうどよく収まった)
◎Received as advertised and very pleased with the construction and quality of materials. Started using it last week with ground espresso and the Coffee Gator was able to maintain the aroma and flavour. Now every shot tastes like the first and I finally get true value from my coffee purchases.(意訳:コーヒー豆の香りと風味をしっかり守ってくれる。コーヒー豆の本来の価値を引き出してくれた)
◎We love our whole bean coffee, and usually ground 1/4 bag at a time; because we do make espressos every morning. The Coffee Gator did not disappoint! Our espressos are more intense and flavorful since we began storing the fresh ground coffee in the Gator. (意訳:豆コーヒー好きには必須。期待通りだった。これで保管するようになってから、エスプレッソがより強烈で風味豊かになった。とても考えられた設計)

✖️However, soon after purchase the numbers on the stainless steel wheel began to wear off (in addition to it being hard to move). Also, I put hazelnut coffee beans into it, and stored it in a closed cabinet, yet you could smell the beans outside the cabinet. This leads me to believe it is not air tight.(意訳:購入して間もなくフタのカレンダーの数字が動かしづらくなった。ヘーゼルナッツコーヒーの香りが漏れてきたので気密性はないと思う)
✖️This airtight container seems to be keeping my ground coffee mice and fresh and looks goodHowever, it arrived with a small dent on the bottom/edge and – after only using twice – the stainless steel scoop handle just fell off.(意訳:期待していたのに、2回使っただけでステンレス製の取っ手部分が落ちた)

密閉性の高さによってコーヒー豆がしっかりと守られているという、実感のレビューが続きます。

悪い評価はごくわずかで、たまたま欠陥品だったと思われるような内容です。

かなり高価格帯の商品ではありますが、質実剛健な固い守りに高い期待ができる保存容器と言えます。

素材本体・フタ:ステンレス、スチール
サイズ(外側)S:高さ11.0cm、直径13.0cmM:高さ15.2cm、直径13.0cmL:高さ19.0cm、直径13.0cm
容量S:約900ml(コーヒー豆260g相当)M:約1,300ml(コーヒー豆455g相当)L:約1,900ml(コーヒー豆645g相当)
カラーグレー、レッド、シルバー、ブルー
メーカー価格S:$ 25.99 USDM:$ 26.99 USDL:$ 34.99USD
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-2-4. melitta(メリタ):ステンレスキャニスター

出典:Melitta

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(パッキン付き)✖️可能性有

フタが透明になっているため、金属製ながら中身の確認ができます

落ち着いた色味や無地、暗い色のものが多いコーヒーキャニスターの中で、赤いロゴマークは小さいながらも主張があり、無難にまとまりがちなキッチンにリズムを与えてくれます。

同じ形でフタが木製(ヤマザクラ)になっているものもあり、キャニスター内部の湿度を調整してくれる効果があります。

いい評判悪い評判

◎フタが透明になっているので、残量もわかるし何よりパッキンがしっかりしてて湿気対策が抜群に良いです。カンカンとかのキャニスターだと湿気たり匂いうつりしたりしてしまいますが、これは全くもって問題なく使えます。
◎重量感、持ち易さ、蓋の開閉のし易さ、豆も200g以上入って気に入りました。
◎ステンレス製なので、軽くて持ちやすい。パッキンがしっかりしていて密閉性が良い。10年前に購入したものがとても使いやすかったので(現在も使っています)、今回再購入しました。
◎市販の豆のままコーヒーが楽に入って、片手で持ちやすく、スコップを入れて自然にすくえる。本当にバランスの良い入れ物です。ホームセンターに行ってご覧になるとわかると思いますが、この絶妙のサイズは無いです。加えて割れない、質感の高いステンレス製、残量がわかる透明のフタなど理想的です。控えめなシリコンゴムパッキンは香りをしっかり閉じ込めてくれます。

✖️コーヒー豆を貯蔵しておくのに購入したが明らかに密封できていない。(蓋を閉めても香りが常にする=完全に封をしきれていない)。
✖️私が半年ほど使用した感じではコーヒー豆の味、香りの劣化が早いような気がした。蓋と本体をフックでしっかり固定するタイプのキャニスターでは2週間程度は香りがもつ物が、この商品では3日もすれば明らかに香りが落ちているのがわかる。ちなみに豆は同じものを小分けして、場所は職場と家で分けて使っているので、対照実験としては片手落ちかな?まあ次は密封度の高いものを買おうと思っています。

フタの密閉性の高さや、遮光性がありながらも中身の見える仕様が高く評価されています。長年の愛用者や複数持ち、リピーターも多いもよう。

その一方で、残念ながら密閉性の低い不良個体もあるようで、当たり外れが発生しているようです。

なお、フタの透明部分は公式ページにも記載はありませんが、口コミによるとガラス製ではないようです。

素材本体・フタ:ステンレス、スチール
サイズ(外側)高さ13.0cm、直径11.0cm
容量約800ml(コーヒー豆250g相当)
カラーシルバーのみ
メーカー価格3,800円(税抜)
購入サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-2-5. 野田琺瑯:TUTU(筒)

出典:野田琺瑯

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(シール蓋付き)

白く清潔感のあるホーローの保存容器。フタはシールとホーローの二重になっているため、密閉性に優れています。

容器のまま出しっぱなしでも雑然とした雰囲気にさせない佇まいは、さすがの野田琺瑯です。コーヒー専用の保存容器というわけではありませんが、コーヒー豆の香りと風味をしっかりと閉じ込めてくれるため、挽き豆も安心して保存できます。

いい評判悪い評判

◎200gの豆と、ショートサイズのメジャースプーンを入れっぱなしで使っています。真空容器ではないですが、内側にシール蓋があるので香りが飛びにくく、におい漏れも気になりません。逆にシール蓋なので、開け閉めが容易で、そのまま水洗いでき、お手入れも簡単です。
◎内蓋がしっかり湿気を防いでいるので挽きたてのコーヒーの保存にぴったりの商品です。
◎コーヒー豆の保存に使っています。洗いやすいし、匂いも染み付きにくいので、気に入っています。
◎綺麗に洗えて清潔。中蓋もついて匂い移りも無しで、いいことだらけ。

✖️コーヒー豆用に購入。確かめなかったのが悪かったが、径が大きいので片手でつかむには大きい。

密閉性に加え、お手入れのしやすさや洗いやすさを高く評価しているレビューが目立ちます。清潔に使いたい方、購入するコーヒー豆を気分で変えるといった方には、特にこの洗いやすさは見逃せないポイントです。

悪い評価はほとんどなく、やっと見つけたのが「径が大きい」というもの。

ホーローはそれ自体も重みのあるものなので、手が小さく握力の弱い方には、少し扱いづらさを感じる部分があるのかもしれません。

素材本体:ホーロー用鋼板、フタ:ホーロー用鋼板、EVA樹脂
サイズ(外側)S:高さ9.3cm、直径11.6cmM:高さ11.5cm、直径11.6cmL:高さ14.0cm、直径11.6cm
容量S:約800ml(コーヒー豆250g相当)M:約1,000ml(コーヒー豆300g相当)L:約1,200ml(コーヒー豆400g相当)
カラーホワイトのみ
メーカー価格S:2,500円(税抜)M:2,800円(税抜)L:3,200円(税抜)
購入サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-2-6. ZEROJAPAN(ゼロジャパン):コーヒーキャニスター

出典:ZEROJAPAN

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(パッキン付き)

清潔感のある純白の陶器製のボディに、高い密封性が保てるパッキンと金属の留め具で、中の素材を長期間保存することができます。アメリカ最大手のコーヒーチェーンでコーヒー豆の保存容器として採用されていた、まさにコーヒー豆を保存するために存在する商品です。

本体だけでなく留め具もパッキンも全て国内製にこだわり、湿度の高い日本でその真価を発揮します。

いい評判悪い評判

◎ホワイト所有です。非常に美しい形で、かなりきっちりと保存が効きます。密閉に関しては、焙煎後3日めの豆をこちらにいれて24時間経過後に開けると、ポンっという音とガスが一気に弾ける手応えを感じるので、かなりの密閉具合かと思います。
◎滑らかでひんやりしてて、金具の開閉もスムーズ。品質の良さが感じられる品物です。コーヒー豆を入れていますが、気密性も高くて酸化の心配がありません。
◎陶器製なのに重すぎず使いやすい。ガラス製みたいに光の影響を受けることもないし、缶だと錆びてくるし、耐湿性に疑問もあるので、今のところ陶器製がベストだと思います。
◎完全に開けても倒れない。きっちり閉まる。フタを置かなくていいので楽。キッチンに溶け込んでデザイン的にも良い。

✖️既に使用しているので、追加購入しましたが、シッカリ閉まらない商品が届きました。品質も信頼していたのでとても残念です。
✖️挽いたコーヒー豆の保存に使っていますがロックした状態で盛大に匂いが漏れます。シリコンのパッキンが使い始めてから4~5日でコーヒーの色に染まってしまい洗っても取れません。不思議。こう言う物なのか不良個体なのかは不明ですが気密性に関しては疑問符が付きます。

質感、デザイン、密閉性…と、どれもとても高く評価されています。陶器製の保存容器は珍しい事もあり、コーヒー豆の保存との意外な相性の良さを賞賛する声が多数見受けられました。

悪い評価は運悪く不良個体に当たってしまったものと思われます。全体からしてもその数は本当にわずかでした。

素材本体:陶器、金具:18-8ステンレス、パッキン:シリコン
サイズ(外側)150:高さcm、直径10.5cm200:高さ16.0cm、直径10.5cm340:高さcm、直径10.5cm
容量150:約400ml(コーヒー豆130g相当)200:約800ml(コーヒー豆180g相当)340:約1,420ml(コーヒー豆330g相当)
カラー全6色(ホワイト、アイボリー、スチールグレー、ウーロンティー、トマト、ブラック)
市場価格150:2,293円〜5,085円(税込)200:1,496円〜4,010円(税込)340:2,872円〜7,002円(税込)
購入サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-3. 【「使い勝手」にこだわりたい人向け】日用品メーカーの保存容器3選

コーヒー豆の保存専用として作られたものではなくても、フタの開閉や開口部の広さなど、日用品メーカーの保存容器には優秀なものがいっぱいあります。

消費者の日常シーンを考え抜いているからこそ出てくる発想もあり、ぜひコーヒー豆の保存に生かしたいものをご紹介します。

2-3-1. 無印良品:ソーダガラス密封ビン

出典:無印良品

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(パッキン付き)✖️

ころんとした質感が空間ごと和ませる、ソーダガラス製の保存容器です。開閉ハンドルとパッキンにより、高い密閉性を保ちます

実店舗でいつでもサイズ感の確認や買い増しができるのも、気軽でいいところ。

いい評判悪い評判

◎キャニスター(コーヒー豆の保存)にと購入しました。見た目通り、重厚感、清潔感があり。キャニスターとしての気密性も良いです。シロップや、果実酒など様々な可能性があり長く使える良いものだと思います。
◎15年ほど使ってます。高温多湿な環境もあるせいか金具が少し錆びていますがそれがまた愛着湧いて捨てれません。
◎コーヒーを入れてます。密封性が強いので匂いが他に移らなくて満足しています。
◎本体が立方体に近い形なので並べても隙間ができないため、蓋部分を拭けばその下の置いてあるスペースに埃がたまりません。

✖️留め具の部分が細くて、開け閉めしにくい。イタリア製だからか、あまり使い易くない。これまで長年使っていたもの(フランス製)を落としてわってしまったために買い換えたが、指を挟み易く、難儀している。
✖️2つ使っていますが2つとも金具が当たる部分が欠けてしまいました。落としたりぶつけたりはしていないですがどうしても金具の部分に力が加わるので割れるのだと思いますが危ないです。

定番商品のため、長年愛用している人もいるようです。コーヒーキャニスターとしての利用は4割ほどですが、みなさん密閉性・大きさ・重さなど概ね満足しているようです。

悪い評価は個体差によるものだと思われますが、ここで挙げている他のコーヒーキャニスターよりは、ほんの少しだけその割合が高い印象がありました。

店頭で実物を確かめることもしやすい商品なので、購入を考えている方は一度手に取ってみるのもいいかもしれません。

素材本体:ソーダガラス、金具:メタルワイヤー、パッキン:合成ゴム
サイズ(外側)170:高さ7.0cm、直径8.0cm225:高さ7.0cm、直径8.0cm500:高さ10.0cm、直径10.5cm750:高さ13.5cm、直径10.5cm1,000:高さ16.0cm、直径10.5cm
容量170:約175ml(コーヒー豆55g相当)225:約225ml(コーヒー豆75g相当)500:約500ml(コーヒー豆160g相当)750:約750ml(コーヒー豆250g相当)1,000:約1,000ml(コーヒー豆300g相当)
カラークリアのみ
メーカー価格170:450円(税込)225:490円(税込)500:550円(税込)750:690円(税込)1,000:750円(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!

2-3-2. ニトリ:Easyレバーキャニスター

出典:ニトリ

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(気圧式)✖️✖️

プルトップのような形のフタの取っ手で、片手でも簡単に開閉ができる便利な保存容器です。フタ全体が取れるので、コーヒー豆の取り出しもスムーズに行うことができます。

サイズ展開が豊富で、同じシリーズのものは重ねて収納することもできるため、狭いキッチンも有効に活用することができます。

いい評判悪い評判

◎フタの取っ手のようなところを下げておくとフタが開かないのに、上に上げると簡単に開くという優れもの。フタの部分も広いので出し入れしやすいです。見た目も良いし、四角だから、かさばらず無駄なく収納できます。
◎コーヒーの粉を入れてます。ちょうどいい感じの量!?が入って開け閉めする時、レバーを倒すのが妙に小気味良くてお気に入り。片方にしか倒れないレバーだけど、なぜか失敗しないのが嬉しい、不思議です。
◎片手でも簡単に開け閉めできる仕様なのに高い密封度で大満足です。
◎しっかりキッチリ密閉してくれる安心感、丈夫で軽く、しかも安い。各サイズ複数個持っていても良いかなと思います。ただ、プラスチックの容器ゆえ、どうしても静電気が発生しやすい。

✖️蓋の形状上、仕方がないのですが、洗うと中に水が溜まるので、洗ってから乾燥までにかなり時間がかかります。 デザインや使い勝手は良いと思います。

密閉性が高く、とにかく実用的で使い勝手が良いことに感動するレビューが多数あります。片手がふさがっている状態でも、倒す心配をすることなく簡単にフタの開閉ができるのはうれしいですね。

悪い評価は、洗浄後にフタの乾きが悪いというもの。フレーバーの異なるコーヒー豆を新たに入れる際には、しっかりと乾かすようにしてください。

素材AS樹脂、PP、ABS樹脂
サイズ(外側)S:底辺7.6㎠ × 高さ3種類:10.2cm、12.7cm、15.0cmM:底辺10.0㎠ × 高さ4種類:10.2cm、15.0cm、20.3cm、30.0cmL:底辺15.0㎠ × 高さ3種類:17.8cm、22.9cm、30.1cm
容量S:270ml、400ml、500ml(コーヒー豆90、130g、160g相当)M:460ml、800ml、1,200ml、1,900ml(コーヒー豆150、250g、400g、600g相当)L:約2,400ml、3,400ml、4,600ml(コーヒー豆800g、1.1kg、1.5kg相当)
カラーホワイト、ブラウン
メーカー価格S:399円、449円、499円(税込)M:499円、599円、799円、899円(税込)L:999円、1,290円、1,490円(税込)
購入サイト公式サイト

2-3-3.富士商:エアリデューサー レギュラー

出典:富士商

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(気圧式)✖️

本体の内側にぴったりと収まる、落としぶたのようなフタには空気弁がついています。フタを下げて物理的に空気を押し出して、空気弁を閉じれば密閉完了。たとえ逆さまにして振っても、液体だって漏らしません

いい評判悪い評判

◎コーヒー豆を保管するのに購入。匂い等の漏れもあまり感じないが開けるとコーヒーの匂いがしてくるので密封度は高いと思う。内容量に合わせて蓋の位置を変えられるので便利。量が少なくなってきた時の蓋を開ける時の音がいい。
◎毎日のルーティン作業でフタの開け閉めがとても楽です。粉の状態のコーヒーを袋から一気にこの瓶へ移して、無くなるまで2週間程度かかっていますが初めの味と最後の味の違いは私には感じられないです。ケースがプラでなくガラスなのもよい感じです。
◎ミルで砕く前のコーヒー豆の保存に使っています。空気が抜けて隙間ができないのが良いのか香りが逃げずにいつも美味しいコーヒーが飲めています。容器もシンプルな見た目で、取り扱いも楽で重宝しています。
◎コーヒー豆の保存に苦慮していたが豆の量が減る毎にフタを下げることができるので、豆の空気に触れる容量が一定となり酸化を防ぐことができます。最後まで美味しくコーヒーを淹れることができるようになりました。
◎コーヒー豆が減っていっても、空気を抜いて密閉できるので、香りが飛びにくい気がします。見た目も、スタイリッシュです。理想の容器でした。

✖️蓋の内側(裏側)は平らではないので、液体ならば問題ないが、固体だと空洞ができてしまうのは気になりました。
✖️真空にはならないけど余分な空気は抜けているみたい。でもやはり臭い漏れが気になります。

余分な空気を押し出すことが体感として実感できるため、コーヒー豆の香りや風味を守ることができているという満足感の高いレビューが続きます。

一方で、コーヒーの香りが漏れてしまっているというレビューも数件見られました。フタが斜めになっていると密閉はできないので、まっすぐ押し下げるのにコツがいるのかもしれません。

高さの違いで3種類のサイズ展開がありますが、コーヒー豆の量が残り少なくなってくると、手の大きな方には取り出しにくく感じられることもあるようです。

素材本体:ガラス、フタ:シリコン・ABS樹脂・ステンレススチール
サイズ(外側)S:高さ12.0cm、直径11.5cmM:高さ16.0cm、直径11.5cmL:高さ24.0cm、直径11.5cm
容量S:約900ml(コーヒー豆300g相当)M:約1,300ml(コーヒー豆400g相当)L:約2,000ml(コーヒー豆650g相当)
カラーシルバーのみ
メーカー価格S:1,600円(税抜)M:1,800円(税抜)L:2,000円(税抜)
購入サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-3-4. 籐芸(TOUGEI):木のコーヒーキャニスター

出典:籐芸

密閉性遮光性断熱性素材臭
△(パッキン付き)可能性有

優しい雰囲気で穏やかな気持ちにさせてくれる天然木のキャニスター。品の良い質感と手触りの良さに品質の高さが表れています。

パッキンがしっかりしているので、フタ部分だけを持っても本体が落ちることはありません。

いい評判悪い評判

◎作りがしっかりしてるので、夏場の湿気も怖くないです。誤って落としてしまったのですが、割れることなく蓋も開きませんでした。
◎キッチンの雰囲気が柔らかくなります。密閉性にも問題ありません。一度、うっかり食洗機にかけてしまい、少し変形してしまいましたが、それでも性能に特に顕著な問題は生じていません。
◎蓋が、何度も回さなくてもサッと開けられるのが良いです。開けやすいのに、内側のシリコンパッキンが密閉してくれてる感じで使いやすいです。

✖️インスタントコーヒーを入れてみましたが、すっかりカチカチになっていました。早く使いきらないとダメですね。残りの、袋に入ったままのインスタントコーヒーはさらさらでした。
✖️蓋は中心が取れていないので適当に蓋をすると、入れ物とズレが生じる。神経質であれば、入れ物と蓋に印が必要。自分は回転させてズレをなくしている。これは初期不良なのか、俗に言う仕様なのかはよくわからない。値段で考えればまぁ、及第点。

パッキンの作りの高さに、安心して保存できるというレビューが見られます。見た目の可愛らしさや穏やかな佇まいといった、木の質感そのものに対する愛着を感じさせる評価が多いです。

木製製品はどうしても素材そのものの密閉性がほかのものと比べて落ちるので、購入時の袋ごとジップ袋に入れたり、コーヒー専用のガス吸収剤や脱酸素剤などを同封したりすることをおすすめします。

素材メープル材(ウレタン塗装)またはビーチ材(ウレタン塗装)
サイズ(外側)高さ9.7cm、直径9.5cm
容量250ml(コーヒー豆80g相当)
カラー製品による
メーカー価格2,500円(税抜)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-4. 【「携帯性」にこだわりたい人向け】アウトドアメーカーの保存容器2選

職場に旅行にキャンプに…お気に入りのコーヒーを出先でも味わいたいという方には、携帯性を備えたコーヒーキャニスターが必要ですね。

アウトドアメーカーの保存容器なら、あなたのコーヒー豆をしっかりと守りながら、どこでもついてきてくれるでしょう。

2-4-1. ハイマウント:ナルゲン コーヒービーンズキャニスター

(出典:ハイマウント

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(スクリュー式)✖️✖️

コーヒードリッパーのイラストがかわいらしいすっきりしたボトル。プラスチック製のため、手軽にさっと持ち出すことができ、カバンに入れてもかさ張りません。

いわゆる500mlのペットボトルとほぼ同じ大きさで、コーヒー豆150gが入ります。本体に計量のための目盛りが書いてあるのも、出先で使うことを考えて作られたキャニスターならでは。

いい評判悪い評判

◎清潔感があり丈夫で気に入りました。コーヒー豆を入れてみましたが密閉もしっかりしていて問題ありません。
◎コーヒーの香りが全く漏れておらず、密封性の高さを感じました!
◎コーヒー豆保管してますが、その軽量さと密閉さが抜群で中身の鮮度の維持が期待できる優れた商品です。
◎密閉性は申し分ないです。豆を入れた後はボトルのデザインが強調されてインテリア性としても馴染んでいます。
◎最大の購入理由は高い気密度と本体の透過性です。本体が透明なので中身の分量、状態が一目でわかります。コーヒーキャニスターでこの両方を満たしたものはなかなか見かけません。(中略)本製品はフタにパッキンがありませんが、これだけの気密性を保持していることは高く評価出来ます。またパッキンが無いぶん洗浄しやすく衛生的です。

(見当たらず)

密閉性の高さに対する大絶賛が続きます。軽量さ、デザイン、中身が見られることも高い評価ポイントとなり、商品全体の満足度がかなり高いコーヒーキャニスターです。

アウトドアでの使用となると、特に遮光性を気にする方もいるかもしれませんが、炎天下の直射日光はどんな素材の保存容器でも避けたいもの。使い終わったらカバンの中に入れるなどのちょっとした配慮で、選択肢は大幅に広がります。

素材本体/飽和ポリエステル樹脂、キャップ/ポリプロピレン
サイズ(外側)詳細不明
容量0.5ℓ:約500ml(コーヒー豆150g相当)0.65ℓ:約650ml(コーヒー豆200g相当)
カラー0.5ℓ:クリアWH、グレーBK0.65ℓ:ホワイトのみ
メーカー価格0.5ℓ:1,650円(税込)0.65ℓ:1,760円(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

2-4-2. ユニフレーム:UFキャニスター

出典:ユニフレーム

密閉性遮光性断熱性素材臭
◯(パッキン付き)✖️可能性有

1〜2回分、1〜2人用のコーヒー豆だけを持ち運びたい方にぴったりの、手のひらサイズのキャニスターです。通常の計量カップの容量が200mlですが、このUFキャニスターはそれよりも小さい160ml。重さも90gなので、だいたいおむすびひとつ分程度の大きさと重量に当たります。

パッキンとレバーでしっかり密閉するため、液体を入れてもこぼれない設計。コンパクトで積み重ねもできるため、複数持ちをして朝と晩でコーヒー豆の種類を変えるということも可能です。

いい評判悪い評判

◎少しの量のための小さい容器がありがたいし 湿気を寄せつけない。
◎試しに水を入れて振ってみたりしましたが、漏れることもなく、作りはとてもしっかりしていると思います。
◎キャンプでコーヒーをする方は沢山いますが、私は緑茶派です。当然パッキンもしっかりしてこぼれませんし、衛生的、大きさもちょうど良いです。粉物でも問題無さそうです。追加で買うかも‼️
◎思い切って生卵でも入れてみようと思ってます
◎18-12ステンレスがおごられ、プレスで絞られた筐体、ヘアライン処理が施された外観。ヒンジ、フックの形状に若干のチープさを感じる方もいるかもしれませんが、バリなど一切無い端面処理。これぞジャパンクオリティ。美しい工業製品とはこういうものかと感じます。最高級の質感です。

(見当たらず)

水を入れて振っても生卵を入れても大丈夫と思えるほどの密閉性に、驚きと満足の声が上がっています。容量が小さいため使用シーンは限られますが、ソロキャンプやデュオキャンプで4〜5杯飲むのには十分な量とのこと。

「初めて見たときはあまりの小ささに驚いた」という声もありましたが、それも結局使用用途に合った大きさだったということで、総合評価としては非常に高いものに落ち着いていました。

素材本体:ステンレス鋼、パッキン:シリコン
サイズ(外側)高さ6.5cm、直径6.0cm
容量約160ml(コーヒー豆50g相当)
カラーシルバーのみ
メーカー価格1,600円(税込)
購入サイト公式サイトAmazonYahoo!楽天市場

※口コミ参考サイト一覧

Amazon

楽天市場みんなのレビュー

ニトリ

3. コーヒー豆の保存容器を冷蔵室に入れると風味が台無し

お気に入りの保存容器は見つかりましたでしょうか?

コーヒー豆の鮮度と風味を落とさないため、さらに保存容器の置き場所にも注意して欲しいことがあります。

コーヒー豆を入れた保存容器は、冷蔵庫の「冷蔵室」には入れないでください。

なぜなら、コーヒー豆を低温で保存すると常温に戻す際に風味が失われやすくなるからです。

多孔質構造でカラカラの乾燥状態のコーヒー豆は、周囲に湿気があればそれをぐんぐん吸い込みます。

冷蔵室に入れておいた低温のコーヒー豆は、さらにそこに温度差という科学も手伝って、短時間でもものすごい勢いで湿気を取り込んでしまうのです。

保存容器に入れたコーヒー豆を飲みきるまでの間に、何回冷蔵室から取り出すでしょうか。

取り出した後の残りの豆は、飲まれるまでに何度も温度差にさらされ、その度に湿気を吸わされているのです。

コーヒー豆の風味を保つためには、密閉性の高い保存容器に入れ、室内で常温保存するのが最良です。

とはいえ、どうしても賞味期限内に飲みきれそうにない大量のコーヒー豆があるという場合には、未開封のまま冷凍保存か、開封して一回分の量に小分けにしてから冷凍保存をしてください。

飲みきれる量を安易に冷蔵室に保存してしまうことだけは、何より避けたいものです。

次の章では、コーヒー豆の正しい賞味期限について説明しましょう。

4. コーヒー豆の状態ごとの賞味期限に注意

コーヒー豆の賞味期限は、いつから数えてのものかご存知でしょうか?

図のように、豆のままのコーヒー豆は、生豆を焙煎した日から数えます。

挽いたコーヒー豆は挽いた日から数えますが、焙煎豆の状態で何日置かれているかによっても、風味の飛び方はもちろん異なってきます。

焙煎豆のままで賞味期限を迎えたコーヒー豆を挽いても、そこからさらに5日間風味が変わらない期間が延びるものではないのです。

挽き豆は、空気に触れる表面積が大きくなる分、豆のままのものよりも劣化が早くなります。

挽き豆を購入した際には、特にこの賞味期限を踏まえて、できるだけ隙間の空かないようにして密閉容器に保存するか、ジップ袋などに入れて可能な限り空気を抜いて保存しましょう。

コーヒー豆の賞味期限や保存のコツについてもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ
コーヒー豆の賞味期限|未開封・開封後に分けて賞味期限を詳しく解説

5. まとめ

今回は、コーヒー豆の保存容器について、素材の特徴や注意点を説明しながら、いま人気のあるコーヒーキャニスターをご紹介しました。

コーヒー豆の保存容器を選ぶ際には、空気やニオイに触れさせない「密閉性」が重要であり、直射日光さえ避ければ、保存容器の素材に「遮光性」は求めなくてもいいということをお伝えしました。

むしろ「断熱性」が必要になる場面も多いので、当てはまる場合は保存容器の素材をしっかり考慮してください。

また、素材そのもののニオイが移る場合もあるので、金属製や木製の保存容器は避けましょう。

開封したらすぐに、購入袋ごとジップ袋に入れるという、オールマイティで使えるコーヒー豆の鮮度を保つ工夫もぜひ活用してみてくださいね。

こだわり別にコーヒーキャニスターを口コミ付きでご紹介しましたが、見た目も機能も満足できるお気に入りの保存容器を使ったとしても、飲みきり量を冷蔵室に入れてしまっては台無しです。

コーヒー豆は、常温保存で賞味期限内においしく飲みきれる量を買うことが何より大切。保存容器の機能に慢心することなく、どうぞ購入前にご自身のペースや量をしっかりと確認し、第一章でご紹介した計算式を参考にしてください。

この記事が、あなたのコーヒー生活をより豊かにするお手伝いとなれば幸いです。

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